Image Credit:Range Rover’s next luxury add-on: A car seat that vibrates to music

ジャガー・ランドローバー(JLR)が新しい「Body and Soul Seat」(略してBASS)を開発しました。このシートには、Subpacが提供するハプティック・フィードバック・システムを搭載しており、各席に配置された振動子によって、音楽の低域に応じた振動が体感できます。このシステムは、JLR製のスポーツSUV「レンジローバースポーツ SVエディションワン」に搭載され、29スピーカーのメリディアン・オーディオ・システムと相まって、豊かな音楽体験を可能にします。これは、運転手であろうと乗客であろうと、ダンスやラップトラックなどの曲に体が共鳴するような感覚を味わえるとのことです。また、このシステムは6つのウェルネスプログラムに対応しており、心拍数の変動を増やすことによってリラックスやストレス軽減にも役立ちます。この効果が実証されれば、通勤時間中にリラックスしたい人にはうってつけの高級SUVと言えるでしょう。BASSが搭載された車種は今後も増える見込みです。振動を活用するSubpac社にとって、このシートは新たな市場開拓の扉となります。同社は、映画館や音楽制作者、VRスタジオの制作者、ゲーム業界などにも製品を提供しており、振動を活用した座席やウェアラブルデバイスも開発中です。今後、高級製品に限定されるかもしれませんが、タクタイルオーディオは私たちの暮らしの中でますます一般的になっていくでしょう。


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ジャガー・ランドローバーは、新しいRange Rover Sport SV Edition Oneで、Subpacの技術を使った「Body and Soul Seat」を提供します。この「BASS」では、ヘッドレスト部に取り付けられた膜やトランスデューサーを用いて、低音の周波数に対する触覚フィードバックを楽しむことができます。このシステムは、Range Rover Sportの29スピーカーMeridianオーディオ設定に加えて、健康促進のための6つのプログラムを提供します。また、JLRが支援した研究により、BASSが心拍数の変動を増やすことでリラックスし、ストレスを軽減する効果があることが示されています。今後、BASSが広域に提供されるようになり、Subpacは、映画館、音楽プロデューサー、VRシミュレーション作成者およびゲーマー向けに、ハプティクスと骨伝導を組み合わせた製品を提供していく計画です。また、航空や全体的なウェルネス分野にも進出する予定です。

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Range Rover’s next luxury add-on: A car seat that vibrates to music

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