Image Credit:Qualcomm is buying auto-safety chipmaker Autotalks
Qualcommが、自動運転車を含む安全性の高い道路交通を促進する、V2X（車両間通信）技術の半導体メーカーのAutotalksを3.5から4億ドルの金額で買収することに合意したとのことです。Qualcommは、Autotalksの「生産可能なデュアルモードのスタンドアロン安全ソリューション」を、自身が出しているクラウドに接続された自動運転車の技術「Snapdragon Digital Chassis」に取り入れると発表しています。Qualcommは、自動車市場が成熟するにつれて、より高度な自動運転車の世界では独立型V2X安全アーキテクチャが必要になると考えており、Autotalksの技術を取り入れることで、リアルな道路利用者の安全など、現実的な問題を解決することができます。また、運転支援機能と自動化技術に対する人々の懸念を払拭するために、自動車メーカーにとって安全性の確保は最重要課題であるとされています。Qualcommは今後、自動車業界が最も成長する分野であると期待しており、自動車業界の収益事業が更に拡大することが予想されています。
アメリカのモバイル関連企業Qualcommが、イスラエルの自動運転関連企業Autotalksを買収することで合意した。買収額は450億〜500億円程度と見られている。Autotalksは自動運転車の安全性向上に貢献するための、車載通信技術を開発しており、QualcommはこれをSnapdragon Digital Chassisに取り入れて自動運転車と非自動運転車両の双方での安全性向上に取り組む。Qualcommは自動車産業が今後の主要な成長分野となると予想しており、自動運転車による安全性確保が競合優位性を決めると考えている。Qualcommは車載技術のプラットフォームを数多く開発し、同社の自動車ビジネスの売り上げに大きく貢献することが期待されている。
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