Image Credit:Clop ransomware gang obtained personal data of 45,000 New York City students in MOVEit hack

米国ニューヨーク市教育局が、ファイル転送ソフトウェア「MOVEit」のハッキング事件に巻き込まれ、生徒4万5,000人の個人情報が流出したことを、保護者らに電子メールで通知した。個人情報には、生年月日や社会保障番号などが含まれることがある。教育局は、教職員の個人情報も有効にされたが、具体的に何人が影響を受けたかは明らかにしていない。影響を受けた個人には身元保護サービスの利用が推奨される予定だ。教育局は、同国最大の年金基金など、数百社が被害者になったと考えられるMOVEitのハッキング事件により、最新の被害者となった。Clopは、この事件を起こしたロシアの組織だと考えられている。教育局のこの被害は、他の被害者と比較すると小さいものではあるが、未成年者の個人情報が含まれている点に注目すべきものである。Clopグループは、政府、軍、そして児童病院から入手したデータを消去すると主張している。しかし、生徒のデータがその最後のカテゴリーに含まれるかどうかは、不明である。


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ニューヨーク市教育局は、MOVEitファイル転送ソフトウェアのハッキングによって、プライベートデータが盗まれたことを発表した。学生約45,000人の個人情報、社会保障番号や生年月日などが、最近侵害されたという。また、教育局は教員などスタッフの個人情報もアクセスされたと述べたが、具体的な影響については明らかにしていない。被害にあった個人には、アイデンティティ監視サービスへのアクセスが提供されるという。
ニューヨーク市教育局は、MOVEitハッキングの被害者の1人に過ぎないが、未成年者の個人情報を含む点で注目される。一方、ロシアの支援をうけているとされるClop ransomwareグループは、政府や軍事、子どもの病院からデータを入手した場合は消去すると発言しているが、学生データを含むのかは明確ではない。

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Clop ransomware gang obtained personal data of 45,000 New York City students in MOVEit hack

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